郵便局通販大特集
報道電報検閲秘史―丸亀郵便局の日露戦争 (朝日選書) ![]() 価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 著者は、こみ入った内容をわかりやすく展開するのが、とても上手な人だ。 まず、年輩の日本人ならみんな知っている軍国の母の実話「一太郎やあい」から始まる。明治37年8月28日、香川県多度津の港から日露戦争の激戦地旅順に向けて、丸亀の歩兵第12連隊を乗せた土佐丸が出ていく。「うちのことは心配せず天子様にご奉公するだよ」と港で叫ぶ母にこたえて甲板で鉄砲を掲げる一太郎。そのとき旅順では乃木大将率いる軍が突撃の度に死傷者の山を築いていた。多度津の港を出た兵士たちの何割かが遺骨になり、あるいは負傷兵となって送り返され、入れ替わりに補充兵が出ていく。一太郎はその補充兵の1人だった。 |
報道電報検閲秘史―丸亀郵便局の日露戦争 (朝日選書) ![]() 価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 著者は、こみ入った内容をわかりやすく展開するのが、とても上手な人だ。 まず、年輩の日本人ならみんな知っている軍国の母の実話「一太郎やあい」から始まる。明治37年8月28日、香川県多度津の港から日露戦争の激戦地旅順に向けて、丸亀の歩兵第12連隊を乗せた土佐丸が出ていく。「うちのことは心配せず天子様にご奉公するだよ」と港で叫ぶ母にこたえて甲板で鉄砲を掲げる一太郎。そのとき旅順では乃木大将率いる軍が突撃の度に死傷者の山を築いていた。多度津の港を出た兵士たちの何割かが遺骨になり、あるいは負傷兵となって送り返され、入れ替わりに補充兵が出ていく。一太郎はその補充兵の1人だった。 |
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ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー (朝日文庫) ![]() 価格: 840円 レビュー評価:5.0 レビュー数:7 最初読んだとき、すばらしいユーモアのセンス(大げさな表現も気にせず読ませるほど)に驚きました。あわててこの筆者の本を買い集めたほどです。が・・・この本を超えるユーモアには出会えませんでした。アメリカの奇妙で、独りよがりで、でも愛すべき面を紹介しています。買い! |
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論争・郵便局が消える日 (中公新書ラクレ) ![]() 価格: 714円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 郵政民営化を巡る賛否について、それぞれの論者の主張をまとめたものだが、それだけでは問題の本質はみえてこない。広く巷で言われている論点ではないものまで拾ってあれば面白かったと思うのだが。 |
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